ダンスをやっていると、体が柔らかくなります。
理由はシンプルです。ストレッチをするから、です。
ダンスレッスンには、よくストレッチが含まれますね。
ストレッチには、スタンディングストレッチと、フロアストレッチがあると
書きました。 →こちら
柔軟性を高めるのは、フロアストレッチの方ですね。
ただ、ここで注意です。
柔らかくなろうと思うと、つい頑張ってしまいますが、
ストレッチでは、「痛いのを我慢しない」ことが大切です。
真面目な人ほど、「頑張って」ストレッチしようとしますが、
「痛い」状態は、筋肉が伸び切った状態で、そこより柔らかくはなりません。
そんなときは、一度ゆるめて、一息ついてから、もう一度伸ばしましょう。
痛いところを揺らしたり、すこし擦ったりしてから息をゆっくり吸います。
そしてゆっくり吐きながら、もう一度同じ体勢で伸ばします。
これを何度か繰り返すと、最初よりもずっとよく伸びるようになりますよ。
痛いところは、普段固まっているところです。
時間をかけて、優しく伸ばしていきましょう。
1日で筋肉ムキムキにならないのと同じように、
伸ばす方も1日では柔らかくなりません。
「頑張らない」ストレッチを続けてみてください。